2022-04-08 自然塾
2022年 エコパ自然塾 第1回目
2022年 エコパ自然塾 第1回目 ~自然塾のはじまり、はじまり~
今年で16年目となりましたエコパ自然塾。4月3日に第1回目を行いました。いやあ、雨でした…。3年連続?季節の変わり目だからなあ。
ということで、スタジアムの中でスタート。雨にまけず、コロナにもまけず、元気にいきましょう!
今年の自然塾のテーマは「木」。木のことを学び、体験するようなメニューを用意しています。
と、いきなりあらわれたのが、天狗様。例年はもっと後半に登場しますが、今年は木や森の大切さを塾生におしえるために、早めの登場。
自然塾は班で行動することが多いですが、まずは班の仲間と合流。班名はすべて木の名前です。山田塾長がかいた木の実のイラストをたよりに、仲間を探していきます。
仲間がそろったところで、ちょっと緊張して自己紹介。
ウバメガシ班
ムクロジ班
エノキ班
コナラ班
スダジイ班
ヒノキ班
最初のアクティビティはクワガタの幼虫教室…だとおもったら、なんか変なモノが登場。なんかふてくされている感じ。こうゆう人を「くさってる」といいますが、クワガタの幼虫はくさった木(くさりかけの木)を利用して大きくなります。やがてくさって土にかえる木も、実は生き物にとっては大切な存在。そんなメッセージです。
クワガタの幼虫を木から出してもらい、自分でつくった幼虫の家にお引っ越し。今年の夏に成虫になりますが、うまく育つかな??
クワガタの幼虫が利用したこのくさりかけの木は、時間がたつとますますくさります。すると今度はカブトムシの幼虫が利用します。自然はムダがなくよくできているねえ。
午後はチョウ、ラインナップ、チームツリーはどこだ?というアクティビティです。
チョウは「こんちゅう博士」の3人によって、生きている卵、幼虫、さなぎ、成虫について教えてもらいました。チョウだって木を利用します。幼虫のエサが木の葉っぱということもあります。木からしみ出る樹液だって吸います。
ラインナップはバランスとチームワークのゲーム。1本の丸太に班員がのると、「背の順にならんで」というような指令が。丸太から落ちないように並びなおします。これがなかなかむずかしいのです。
チームツリーはどこだ?はエコパの公園中へ、自分たちのチームの名前になっている木を探しに行きました。森や山への冒険する班もあり、雨のなか大変だったねえ。
リーダーに渡された地形図をもとに、チームツリーまでたどりつけ!
これが目的地。チームツリー(写真はヒノキ)。
最後にホタルの幼虫を観察。雨がふっていなければ川に放流する予定でしたが、今日は観察のみ。ホタルの幼虫ってみたことある?変なかたち…。5月下旬にホタルの観察会を行う予定です。
ホタルの幼虫はどんなすがただった?
これだ!
雨で気温も低く、ちょっと大変な第1回目となりましたが、これからも元気にいこう!