2022-08-05 自然塾

エコパ自然塾3回目

2022エコパ自然塾 3回目

 

7月30日にエコパ自然塾3回目が行われました。今回の自然塾は夕方から。毎年夜の9時くらいまで夜あそびをしていますが、ちょっとコロナが心配になってきたので、時間短縮でおこなうこととしました。夏休みらしく外で元気に!とはいきませが元気にやっていきましょう。

 

 

まずは展翅(てんし)。チョウの標本づくりです。つかまえたチョウをずっとのこしておくことができます。なんかかわいそうと思われますが、ちゃんと目的があります。

  • きれいなチョウのコレクションとして
  • 記録の保存

・おなじ種類でも、模様にちがいがでてくる

・生息場所の変化や、いなくなってしまった場所の記録

などの目的があります。静岡県内では今ホットなチョウの話題として「イシガケチョウ」があります。イシガケチョウはもともと沖縄のチョウチョ。それが今静岡県でどんどん広がっています。ただ「見つけた!」というだけではなくて、しっかり標本をのこしておくと、その広がり方がしっかり記録にのこるということになります。

 

まあ、そんなむずかしいことはさておき、きれいなチョウをいつまでものこしておくために、標本づくりにチャレンジです。

 

集中して細かい作業

 

うまくできたようです

 

つづいてツリーマンの登場です。

1回目にくされかけのツリーマンが登場しました。このくさりかけのツリーマンはただくさっていくばかりではなく、クワガタの幼虫などのエサになることがわかりました。今日登場したのは、元気なツリーマン。中身も若返りました。

 

1回目のくさりかけのツリーマン

 

 

今回の若返ったツリーマン

 

 

若いツリーマンにも、樹液をだして虫があつまります。チョウ、カナブン、ハチ、クワガタ、カブトムシ…。若いのでよく樹液が出ます。

 

そしてむしクイズにも挑戦。主にはカブトムシについてです。カブトムシの季節はもう終わってしまいますが、まだ虫の季節はつづきます。

 

今日のお楽しみはヤマモモジュース。ヤマモモというのはエコパにも自然に生えている、常緑の木。赤い身をたくさんつけます。それを今日はさわやかな甘さでどうぞ。

 

 

いつもはここから真っ暗な森に出かけますが、今回はこれでおしまい。これから夏休みだと思いますが、しっかり遊んでください。

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