2020-06-14 しぜん通信

本日のビオトープ

 梅雨にはいったエコパビオトープでネタさがし。いろいろありました。

まずはクチナシの花。何度か紹介していますが、目立つ花なので…

黄色い実をつけるクチナシですが、花は白色。香りも強め

 

つづきまして、ハンゲショウ。ビオトープの下の池で発見。以前はここになかったように思いますが、いつの間にかこんなにたくさんありました。

葉っぱは汚れているのではなくて、白くなるのが特徴です。

その先に穂が垂れ下がったような花。

これからがみごろの植物です。においがけっこうありますが、なるほど。ドクダミの仲間でした。

 

続きまして、フジです。

5月上旬、フジの花はきれいに咲きますが、そのあといつの間にか実がなります。

ブラン、ブランと。まだ熟していませんが、これをみるとマメ科の植物だなあって思いますね。

 

さあ。次は虫にいきましょう。

自然塾で手伝ってもらっている、昆虫博士が持ってきてくれたオオムラサキ。

すくすくとビオトープの「エノキ」という木で育っています。

もうすぐさなぎになるので、葉っぱをよく食べます。

食べているところを観察していると、音を立てておいしそうに食べています。すごい食欲。

 

続いてアリ。土に巣をつくるイメージのアリですが、木の中に巣を作るアリもいます。

中はどうなっているんだ?気になりますが、ちょっとたしかめられません。

 

最後は毛虫。でっかいのがいました。

よくクヌギやコナラでみかけるヤツです。

人差し指とくらべてみると、

なかなかの見応え。しかもいかにも危険そうなトゲトゲがあるので、さわってはいけません。

チャドクガの幼虫に、半身ブツブツ、カユカユ攻撃された筆者としては、こうゆうものは決して触りません。

で、どうやらこいつがつくったものがありました。

わかるでしょうか?写真のまんなかあたりで、葉っぱがかさなっています。

失礼して、中を見てみると…

こりゃさなぎになっていました。ちょっと刺激すると、動きます。

ガだとは思いますが、どんな姿になって出てくるのでしょう??

どこかに飛んでいかないように袋をかぶせたので、その姿わかったらまた報告します。

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