2020-11-30 自然塾
2020年 エコパ自然塾 第6回目 「天狗の修行とプレイパーク」
2020自然塾 第6回目 プレイパークと天狗の修行!?
11月22日、エコパ自然塾第5回目が行われました。いつもは「なかまと秘密基地」ということで、ビオトープ内に秘密基地をつくり、その中でしちりんを囲んでマシュマロを焼いたり、お弁当をたべたり…という計画ですが、今年はせまい場所にみんなでかたまっていることができないので、森の中で体を動かそう!仲間と協力しよう!というテーマで活動していきます。
森の中といえば天狗! 前回木こりの会でも登場しましたが、再び登場。
まだまだ修行が足りないとさ。
さてさて。天狗に言われてしまいましたが、どんな修行が用意されていたのでしょうか?
スタンバイ中の天狗さまです ↓
プレイパーク(ビオトープ奥の森)
イシガメのとび丸太
輪切りにしたヒノキがバラバラに置いてあります。このヒノキの上をわたっていきますが、踏んでいいひのきがきまっています。それを間違えるとスタート地点に戻ってやりなおし。記憶力と協力が必要です。
一緒に思いだしながら、「そっちそっち」「そこじゃない」とか声がとびかいます ↓
無事クリアしたら、トンネルをくぐってゴール! ↓
イモリのがけくだり
ダムの壁をロープ1本でおります。高さは約3.5M。下から見るとたいしたことありませんが、上からおりるとなるとけっこう怖い。勇気と力が必要です。つくっておいてなんですが、半分以上の塾生は迂回のはしごで下りるかなあと思っていましたが、みんなよろこんでロープをつかんでいました。やるな。
迂回のためのはしごです。これも結構怖いです。さらに迂回路も準備していましたが、こちらは使いませんでした。
トノサマガエルの沢わたり
これはアスレチック広場にもある、ワイヤーと滑車のアトラクションです。本当に森の中でやるので、気持ちいいです。塾生はなにか叫びがらすべっていきましたが、なにをさけんでいたのか??
森の中でなにかをさけぶ… ↓
ヤモリの壁のぼり
今回のプレイパーク最大の難関。高さ1.8の壁を道具を使わずに全員が越えます。
ひらめきと力が必要です。ひとりでは越えられないので(越えちゃった塾生もいましたが…)、下で支えたり、上から引っ張りあげたりとなかなかハード。全員が越えるたびに歓声があがっていました。
下からも持ち上げて、助け合ってクリアします ↓
ヤマカガシの丸太わたり
沢にわたした丸太をわたります。冷静さとバランス感覚が必要です。一応手すりがわりにロープを張っておきましたが、そんなの使わずにわたってしまう塾生が多かったですね。
ヒキガエルの山あるき
すこし苦労しないと進めない山道を歩きます。丈夫な足腰が必要です。この日のためにつくった道なので、踏み固めたところはなく、油断すると足をすべらせてしまうような道です。
つづいてビオトープ付近で活動していたのは、みんなで協力するゲーム。同じチーム員と息を合わせたり、協力していくゲームです。
ウラジロバッタ
エコパではおなじみとなりましたが、ウラジロというシダ植物をつかって、高くジャンプ!するバッタをつくります。作り方は簡単で、だれでもできる自然の遊びです。うまく飛ばすと1.5M以上はジャンプします。どのくらいジャンプしたかな?
先生の表情からすると、たかくジャンプしたか!? ↓
ロープで島わたり
ターザンごっこを少しむずかしくしたものです。台の上に乗ってターザンごっこをしますが、着地点も台が置いてあって、そこにうまく乗らなければいけません。スタート地点からの間隔が広ければ広いほどむずかしくなります。
着地がむずかしいので、落ちそうになると自然に助けます ↓
カエルの大ジャンプ
シートの上にのせたカエルくんをもう一方のチームがもつシートにめがけて大ジャンプ!といきたいところですが、なかなかうまくいきません。宙にうかすこともむずかしい。前の日にリーダーが練習したときはうまくいきませんでした。カエルくんをしっかりとばせたかな?
午前と午後に分かれ、これだけのことをやってきました。一日中体を動かしましたが、さすが子供たちは体力がちがう。疲れた顔はみられず、むしろキラキラしていました。それだけ外で遊ぶことというのは楽しいですね。
終わり近くになると、雨が降ってきてしまいちょっとバタバタしてしまいましたが、ウメジュースと焼きいもをしっかり味わいました。ウメはエコパのビオトープにあるウメの木からつくったものです。焼きいもに合うかと言われると…まあ合わないかもしれませんが、おいしいと言ってくれたのでよかったです。
天狗の修行第2弾。しっかり修行できたかな??