2021-07-27 自然塾

2021年 エコパ自然塾 第3回目

2021年 エコパ自然塾 3回目

 

 東京オリンピック開幕直後の7月24日、静岡の片隅でオリンピックに負けないぐらいの勢いでエコパ自然塾が行われました。この日は梅雨があけてすごくいい天気。この夏の自然塾は2年連で雨になってしまっているので、予定通りできそうでよかったです。

 

 今回だけは午後から始まって、夜までの活動。いつもとはちがう自然との付き合い方になります。

 

アイスブレイクの様子↓

 

 

 

 まずはカブトムシの登場。子供にとっては代表的な虫であり、昆虫界の王様。今日は100匹ほど準備できたので、夏休みらしくカブトムシにふれて、勉強しましょう。

 

夜になると活発に動きます。カブトムシのすもうもよく見られます。

 

 

 

続いて、チョウの展翅(標本づくり)をしました。なかなか展翅をやる機会というのはありませんが、覚えてしまうときれいなチョウをずっととっといておけるし、記録にもなります。

 

真剣に取り組んでいます。羽にさわっちゃうとりんぷんがとれるから気を付けて!

 

 

出来上がり。バランスよくできています。

 

 

 前半が終わると、食事休憩。ヤマモモジュースをみんなに配りました。ここでは天然のストローを使って飲みます。そのストローは麦の茎。乾燥すると丈夫で中が空洞。竹のようなイメージです。太さもちょうどストローのようです。英語では麦わらをストロー(straw)というようです。

 

 後半はビオトープへ出かけました。当然暗くなりますが、その暗さを利用したアクティビティを行います。

 漆黒のウォークと夜の昆虫観察。真っ暗な中で行いまいした。

 

 漆黒のウォークは林の中にぬいぐるみや、動物のはく製などをセット。昼間なら当然すぐに見つけられますが、暗闇になるとわかりません。でも目が慣れてくると、見つけられる!ものもある。すこし怖さを味わいながら「暗闇に向き合う」ことができたでしょうか?

 

みんなと一緒だから怖くない??

 

 

 

 最後に夜の昆虫観察です。夜行性の生き物というのは多く、夜にしか出会えない生き物もいます。カブトムシの夜行性ですね。

 

 

 

 ビオトープの中を生き物を探しながら行くと、セミの幼虫に出会いました。抜け殻はよく見かけますが、生きている幼虫はなかなか見ません。こりゃあ羽化するのか?と思っていたら本当に羽化が始まりました。背中がぱっくりわれて、セミが頭からでてきました。ゆっくりゆっくり羽化するので、みんなでじっと観察。なかなか全部出てこないなあ~。なんてはなしていたら、「ここに羽化したセミがいるよ!」と塾生の大きな声が。観察していたセミのすぐ下に、すでに羽化したセミがいました。まだ羽化したばかりで、全体的に緑色で体が乾くのを待っているまっている状態でした。こんなところに…。いいもの見れた!

 

幼虫の背中から、成虫が出てきました。時間をかけてゆっくりと。

 

頭が完全にでました。ピントが合っていないのはごめんなさい。

 

 

 夜の自然塾もそろそろ終わり。山田先生がお話をしていると、なんか火が近づいてくる。

 

何だ?と思ったら聖火ランナーです。竹でつくったトーチを片手に走ってきました。そしてその火で、各チームの竹ランプに火をつけました。お~なかなかよくできてる。

 

 

上の写真ではよくわからないので、なにをやっていたのか?  ↓

トーチからローソクに火をつけています。

 

 

 最後にその竹ランプを囲んで今日の振り返りをしました。

 

竹ランプに火がついて、リーダーが並んだところ。

 

 

 

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